通訳案内士2次試験に落ちた原因の分析と、今後の勉強方針を考えてみた。

2015年度(H27年度)通訳案内士1次試験まであと約半年ちょっと、2次試験まで約10ヶ月。

おそるおそる覗いたメルマガで“合格者の声”を読み、「こりゃかなわないわー」の一言でした。英検1級所持者や海外駐在経験者など、上級者の方々が更に試験対策を万全にして臨んでいました。思い返せば、模擬試験でご一緒した方々も、もれなく自分より優秀な方々でした。

今さらながら、「この実力の自分がこんな集団の中で4人中3人の割合に入れる方がおかしな話だわい」と我に返りました。悔しさが増すかと思いきや、悔しがれるレベルでもなかったと冷静になれた合格者の声、読んで正解でした。

ということで、自分なりに今年度の敗因を分析し、今後10ヶ月の方針を考えてみたいと思います。

2次試験の評価項目から敗因を探る

2次試験の評価項目は以下の4つです。

      1.プレゼンテーション
      2.コニュニケーション(臨機応変な対応力、会話継続への意欲等)
      3.文法および語彙
      4.発音および発声

各項目に評価基準が設定されており(基準は非公開)、原則6割が合格基準点とされています。1項目でも基準に満たない項目があると不合格になります。

通訳案内士試験は、1次試験も2次試験も結果は「合格」「不合格」のみが通知され、評価などは一切教えてくれません。同じく国家資格の1級建築士の製図だって不合格の場合は3段階で評価を教えてくれるというのに…。どこまでも、おもてなし精神的にちょっと残念な試験です。(ご参考記事

試験は緊張していて記憶がほとんどないですが、上記の評価項目についてまず2次試験を自分なりに評してみます。

プレゼンテーション

  • 用意していたテーマだったため、内容自体に大きな誤りはないと推測。

コミュニケーション

  • 沈黙せずジェスチャー・笑顔に努め、会話継続への意欲は示した。
  • 質疑応答で相手の意図する回答を返せなかったものがあった。

文法および語彙

  • 文法が終始ブロークンであり、語彙不足。おそらくこれが致命傷。

発音および発声

  • 発音は決して良くないが会話には支障なし。声はもともと大きい。

こうして振り返ってみると、やはりブロークンな英文法語彙不足が際立つ結果に。自覚してますが、ワタクシ懸命に伝えようとすればするほど、文法思考をかなぐり捨てるクセ(←というかそういうレベル)がありまして。

面接官にしてみれば、全体を通して「ちょっと何言ってるかわかんないんだけど」という状態であったと思われます。

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プロの評価を知る術は、あった。

このように自己反省してみても、あやふやな記憶ではそれが正しいかどうかわかりません。そこで俄然ありがたみが増すのが模擬面接の評価シートです。

正直、こんな風に役立つ日が来るとは思いもよりませんでした。まるでTOEIC公式問題集のときに感じたようなありがたさ。なにかって、
答えをもらえない試験に、模擬試験は答えをくれる」という共通点です。

今回の反省にあたり、これは良かった!と思ったのは、「評価を明文化してフィードバックをくれた」模擬面接です。

同じ学校でも指導者によって、どの程度書いてくれるかは異なるので何とも言えませんが、たぶん試験直前よりは早い時期の方がより具体的な評価が記載される傾向です。

模擬面接でも緊張していますから、指導内容をハッキリとは記憶できません。その点、フィードバックシートに詳細に書かれた評価は今からでも引っ張り出せるわけです。不合格となった理由は、すでにここに書いてあるはずです。

では、その内容をいくつかを列挙してみます。

プレゼンテーション

  • 話題を広げすぎ、もっとフォーカスするように
  • 落ち着いて一つ一つをていねいに
  • 2分以内(1分30秒〜50秒)で完結するように練習を

通訳パート

  • あと一歩、内容をつかんでコンパクトに。年代・数字は正確に!
  • 全体の構成を考えてシンプルな言葉を使うこと
  • 言い直しはNG
  • 2文目以降が複雑になる。シンプルに
  • 大意はなんとかカバーできました

文法

  • あと一歩よりよい文章を暗記してみるのも手
  • 全体にあと一歩文法的ミスをなくすように
  • ゆっくりはっきり話すと間違いが減ってきた
  • 短い文章をつなげていくこと

発音・発声・コミュニケーション

  • 口頭での練習を増やして英語の滑舌をよくしよう
  • アイコンタクト笑顔を!身振り手振りも
  • もう少し自信を持って話しましょう
  • 顔の表情身体をやわらかく!
  • イメージはガイド向き。自信をもって

うむむ。こうして列挙してみますと、どうやら全体的にパニック状態で全滅だったことが推測いただけるかと思います。先ほどの自己分析とはだいぶ違う結果になりましたね。やはりプロの評価は貴重です。

これらの評価をまとめてみると・・・

インプットが足りない
→ 話し出すと文法が乱れる
→ 文章が複雑化する
→ 言い直しする
→ 無駄に長くなる
→ 焦る
→ 全身こわばる
→ 笑顔なくなる
→ 滑舌悪くなる

こんなフローなのだと思われます。フローの上流をたどって行きますと源泉にたどり着きます。それはやはり、インプット不足
結論、300選を音読して徹底的に叩き込むところから出直したいと思います。

そしてもう一つ、今回改めて書き出してみてわかったのが、通訳パートの弱さです。
和文英訳と英作文の力をつけるため、このテキストを買ってみました。

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関係ないですが、Z会の参考書って紙質とかフォントとか、デザインや構成が良いので昔から好きなんですよね。たまに応用編とか買うとレベルが高すぎてびっくりすることもありますが。

インプットを日々進めつつ、英作文の勉強をやり直す。今ならここから始められます。昨年度の二の舞にならないように、再スタートです。
また進捗状況やテキストの感想など、随時レポートします。

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