あっという間に3月ですよ。通訳案内士2次試験まであと9ヶ月、こりゃまずい。
1ヶ月ほど前のエントリで「あと10ヶ月!やらねば」的なことを書いた気もしますが、まぁこんな調子で毎年不合格をくり返してきたわけです。
ともかく、今からインプットを開始すればいいのです。過去は過去!
今回はその学習方針を決めるにあたり、タイトルに書いたような迷いにハマったというお話です。“あなたな〜ら どうする〜?”
ちなみにどちらが正解かを即アドバイスできるような内容でも立場でもござりませんので、実験開始のご報告としてお楽しみいただけましたら幸いです。
必須アイテム『日本的事象 英文説明300選』に集中!
なぜ、丸暗記なのか。
以前、2014年度通訳案内士2次試験で不合格となった理由を考察した際にも書きましたが、圧倒的なインプット不足が敗因です。
また、基本的なスピーキングスキルも低いため、自分で伝えたいことを正しい英文で即座に表現することができていません。
そこで、模擬面接の際に受けたアドバイスのとおり、お手本になるような英文を丸暗記することから始めることにしました。
余談ですが、スピーキングスキルが備わっている方は、たぶん丸暗記までする必要はないのだと思います。
実際、ハローの合格体験記を読んでいますと、普段から英語を使ってお仕事されていたり、海外駐在経験がある方に「丸暗記はしませんでした」という記述が多く見られました。
自分の言葉で難なく英語表現ができる方は、日本事象のボキャブラリと知識を憶えれば充分なのでしょう。(うらやましい)
なぜ『300選』なのか。
で、話を戻しまして、これから何を丸暗記するかといえば、迷わず『日本的事象 英文説明300選』(以下、300選)です。
参照:通訳案内士試験対策で活躍してくれた参考書シリーズ①【日本事象300選】
日本事象の本では、他にも手を出したい本たちがすでに本棚にスタンバイしております。例えば『英語で日本紹介ハンドブック』(アルク)とか、『日本文化を英語で紹介する事典』(ナツメ社)など・・・。
しかし、丸暗記となればやはり『300選』です。
理由は、コンパクトに凝縮された内容、音声データあり、厳選された項目数であることです。他の本は厚さの分内容は多彩ですが、丸暗記向きではなく、いきなり挑むのは無謀と思われます。
そしてなにより、1冊丸暗記するという明確なゴールを定めることで、なんとなく本を眺めて勉強している気分になるのを避けられると考えました。
他の魅力的な本たちは、『300選』を暗記し終えたら読んでよしとするルールを定めました。
本題:暗記方法についての模索。
毎日全員に挨拶する?時々がっつり会う?
『300選』は12個のUNITに分かれており、音声データもUNITごとにチャプターが分かれています。これを最短で1冊丸暗記するにはどうするか。以下の2通りの方法、どう思われますか?
- 毎日300個を通して音読するか
- 1日1〜2チャプターを10回音読するか
2014年度2次試験対策に際しては後者寄りの方策を取りましたが、今一度考え直してみました。
出した結論:「毎日全員に挨拶する」
主な理由は以下の通りです。
- 2014年度試験対策で一応学習済であり、初対面ではない
- 計画倒れ常習犯にとって、シンプルなルールはリカバリーがしやすい
- 繰り返しによるマンネリ化を防ぎ、1項目に対する緊張感が保てる
- 毎日1冊を読了している達成感を得られる
- 憶えられない苦手分野を洗い出しやすい(推論)
- 玉先生の高速学習法に習った
どうでしょうか。
最後の項目については、日本史アニメのエントリで紹介した玉先生です。同WEB玉塾には学習法アニメもありまして、簡単に説明しますと1冊の単語帳や問題集の答えの部分を隠して、即答できるようになるまでガンガン繰り返すという方法です。
この方法は、「問題集にまず解答を書き込み、あとはペンも持たずに1冊を繰り返し解きまくる」というシンプルな作業のため、非常に効率的なのはもちろんのこと、受験生が陥りがちな “綿密な学習計画とその計画倒れによるやる気の低下” を防ぐ効果もあるのではないかと思いました。
今後の方針:まとめ
- インプットが足りないため、『300選』を丸暗記します
- スピーキングが苦手なので、学習方法は音読とします
- 『300選』を丸暗記できるまで、1日全てを音読します
最後に『300選』トリビアを1つ。
・・・実は、『301選』らしい・・・。
(植山学院長のセミナーでのお話。「実際に数える方がいらっしゃるんですね〜」と苦笑されていました。)
途中経過や感想、成果など、また随時ご報告いたします!