春ですね。これからGWに向けて美術館や博物館ではイベントが目白押しになるシーズンですが、ちょっとした時間に行ける書展も開かれています。
池袋駅前の東京芸術劇場で開催されている「豊島芸術書展」にひとりぶら〜りと行ってまいりました。
5階展示ギャラリーにて、明日4月19日(日)17:30まで。
20分あったら気軽に入れる。
こちらは豊島区書道会が主催なので、様々な会の方の書が一同に展示されておりバラエティ豊か。
書道会が主催している場合だと、ある程度その会のカラーが見えてきます。「臨書中心の会だな」とか、「皆が先生の創作する字を目指す会だな」など。
受付で氏名を書いていざ入場。
芳名帳は相変わらず緊張しますが、名前を書くだけです。
主催者さん側にすれば、あとで来場人数を把握するのが目的だそうですので、そう思えば気楽な作業です。
あとは自由に作品を鑑賞するだけ。じっくりでも、さっくりでも、自由。もちろん作品にさわってはいけませんが、気になる部分は息を止めて近づいて見ています。
私はまだ臨書三昧なので、創作作品にはたくさん刺激を受けられ、こんなのが書けるようになりたいな〜とやる気が沸きてきます。
東京芸術劇場 5階展示ギャラリー
会場の東京芸術劇場も大学生時代の演劇鑑賞以来、なかなか訪れる機会がありませんでしたが、とてもキレイで明るく開放感がある建物でした。カフェやレストランも充実しています。
余談ですが、ギャラリーのある5階には不思議なエリアがあり、吹き抜けに向かって1列に繭のような形の1人掛けソファが5つほど並んでいるんです。私が営業マンだったら絶対あそこで昼寝するわーという個室感。わずかに見える足からして、すでに満席でした。またの機会に写真撮ってきます。
最後のオチとしては、吹き抜けにかかる存在感抜群のメインエスカレータは節電で停止しています。5階のギャラリーへはエレベータをご利用くださいませ。
もし、数十分の空き時間ができました際は、近くの会館など覗いてみてはいかがでしょう。気軽に楽しめる書展が開催されているかもしれません。